つまらないことを面白く書く名人

待ちに待っていた倉橋由美子さんの「あたりまえのこと」(朝日新聞社刊)がようやく到着した。文学界の書評を読んで興味を持ったのでネットで注文した本だ。 宅配便さんが来たのがちょうどお昼だったので、待ちきれずに、お昼ご飯といっしょに貪るように読んだ。といってもまだちょこっとだけですがね。 「小説の読み方と書き方」を実にわかりやすく解説してくださっている本のようだ。ううむ。さすがだ。こんなに親切で面白い文章読本は、近頃なかなかないのではと思った。 内田百?先生のことが「つまらないことを面白く書く名人」と記してあった。さらに「この人の文章は読み出したらやめられなくなるところが、ある種の駄菓子と似ています」ともあった。「駄菓子でもなんでも面白く読ませてしまえば勝ちなのです」と章(「文体の練習」)の最後に結んであった。 古今今東西の興味を惹かれるような小説の紹介もしてくださっていた。 これからじっくり読もうと思う。なんだかしあわせ。 ららら♪